
ナイロンガット(モノストリング・マルチストリング)
について
①モノストリング

ナイロンのストリングには「モノフィラメントタイプ」と「マルチフィラメントタイプ」の2つがあります。
モノストリングは「モノフィラメントタイプ」のストリングのことです。
(ちなみに、ポリストリングはほとんどが「モノフィラメントタイプ」です。)
ナイロンは弾力性に富み、インパクトの衝撃が小さいのが特徴です。
モノストリングの特徴
❖ 打感がシャープ
モノストリングは、太い芯糸に細い側糸を巻きつけた構造になっています。
この芯のおかげで弾きがよく、打感がシャープになります。
❖ 耐久性が高い
ナイロンの束をまとめた構造のマルチストリングよりも耐久性が高く、ポリストリングよりも伸びにくいのが特徴です。
❖ 値段が安い
芯に細い糸を巻き付けたオーソドックスな構造で、また原価も安いため安価なモデルが多く、
テニスを初めてされる方の目安として重宝されています。
モノストリングの欠点
⚠ 球離れが早く、コントロールしにくい
ボールがラケットから離れるのが早いため、コントロールしにくいです。 高反発のラケットを使う人には不向きです。
⚠ マルチよりも衝撃が大きい
硬さがある分、マルチストリングよりも手首や肘への負担が大きいです。
⚠ 新製品は少ない、やや時代遅れな印象
飛びの良いラケットが多くなってきているので、新製品の開発があまりされていないです。
徐々に時代遅れになりがちな印象があります。
当店で取り扱っているモノストリング
②マルチストリング

マルチストリングは、その構造がナチュラルガットに似せて作られています。
ナチュラルガットは牛の小腸を原料にしていて、牛の腸は繊細な繊維質でできています。これに似せるために、ナイロンの凄く細い糸を数百~数千本束ねた構造となっています。
マルチストリングの特徴
❖ 打感がマイルド
モノストリングに比べて柔らかく打感がマイルドで、肘や手首への負担が軽いです。
❖ たわみが多く、ボールがコントロールしやすい
束ねられた繊維1本1本が伸縮し、トランポリンのようにボールを包み込んでリリースするため、
ボールのコントロールがしやすいです。
マルチストリングの欠点
⚠ 耐久性が低い
細いナイロンの糸を束にしているので、モノストリングよりも切れやすいです。
スイングスピードの速い人はすぐに切れてしまう可能性があります。
⚠ 値段が高い
ナチュラルガットほどではないですが、モノストリングよりも値段は高めです。




